流れとしては、

 

枕経 (法要後に故人の在りし日のお姿をお聞きし、葬儀までの段取り、打ち合わせを行います)

五戒授与(戒を授け仏弟子としての心構えを耳底に留める)

剃度作法(仏弟子となる為に髪の毛を剃る心づもりで剃刀を頭に当てる)
三帰三敬(仏弟子となって、仏法僧を大切にする)

以上の3つの作法を勤めながらお念仏を称えて行きます。

 

 

1~3日後

通夜経 (通常は夕方5~7時の中で、30分程度の法要をお勤め致します)

法要と御詠歌をお勤め致します。

皆様に歌詞カードをお渡しし、共にお唱え致します。

 

翌日

出棺経 (30分程度の法要をお勤め致します)

法要中に焼香を済ませた後は、花入れなど皆様で送り支度をして頂きます。

最後お棺の蓋を閉める時には、釘打ちの儀式の代わりにお念仏を称え、阿弥陀様の願力にすがります。

 

点火経 (火葬場にて5分程度の法要)

最後、窯の蓋が閉まる時まで共にお念仏を称えます。

 

 

葬儀式 (45分~1時間程の法要)

導師は金の袈裟を付けて法要に臨みます。これは、お釈迦様の代役を勤め、引いて導いて下さる阿弥陀様に縋って往くように引導を渡します。

導師だけではなく、参列者の皆様にお念仏をお称え頂き、共に極楽浄土で安らかであらんことを願います。

 

初七日経 (葬儀に続いて15分程の法要)

本来は臨終の日を一日目と数え、7日目に初七日の法要をお勤め致します。

しかし、葬儀を終えてからすぐに当たり日が来てしまうので、葬儀に続いて初七日をお勤めします。

 

以上の流れとなります。

午前中に「葬儀式」、「初七日経」を終えた後に、「出棺経」、「点火経」を勤める形も御座います。

 

葬儀までの段取りは、必ず住職と相談の上で決定して下さい。

 

 

相談なく火葬の時間などを決めて段取りを進めてしまいますと、他の仏事とバッティングしてしまい葬儀が開催出来なくなってしまう可能性があります。