養命寺の歴史

大永三年( 1523年 )開山。

小田市郎兵衛という在家信者が、小田家先祖の供養の為に建立したのが始まり。

安政東海地震で本堂倒壊したが、檀信徒の浄財により再建。

開山上人 : 長蓮社春譽上人文公大和尚

(現在住職 安井隆秀 は、第二十七世)

 

宗派 : 浄土宗 ( 開祖 法然上人 )

※ 鎌倉時代 南無阿弥陀仏の念仏を称える他力本願の教え

 

 

延命地蔵尊

行基菩薩作。地蔵堂は延宝二年(1674)に創設。

境内には三つの石碑があります。

① 幕末に活躍した俳人、田中藩士 西郷小市(完梁)の句碑

   「辻駕や 枯野の夢の さめ心」

② 田中藩 馬術指南役 仙田五太夫の碑

③ 左車出身で明治推新前後に活躍した長唄師匠 杵屋正太郎の句碑

「三味線の 三すぢの外の 四をひくは わがもちまへの せんきすじなり」